倉敷平成病院の在宅総合ケアセンターの利用者らが楽しみながら歌う「歌声広場」が通算1500回目を迎えました。
「歌声広場」は声を出して歌うことで老化による認知症予防や脳の活性化につなげようと昭和63年の2月に1回目が行われました。それ以降、30年間にわたり週に1度のペースで開かれてきました。毎回、童謡や懐メロなど親しみやすい曲を職員が演奏し、メロディに乗せて集まったお年寄りが歌います。1500回目は倉敷在宅総合ケアセンターに通う60代から90代のおよそ150人が参加し、「茶摘み」、「東京五輪音頭」、「川の流れのように」など6曲を歌いました。楽しく、心が軽くなる時間を提供しようという「歌声広場」には、これまでに延べ15万人が参加しています。