倉敷芸術科学大学の学生は大学の講義室を仮校舎として2学期を再開した真備中学校の生徒の放課後学習支援に取り組んでいます。
豪雨災害で被災した真備中学校は、プレハブ校舎が完成するまで芸科大を仮校舎としています。9月3日から芸科大の講義室で授業を受けています。放課後の学習支援では、バスで登下校する生徒のうち部活動に参加していない1、2年を対象に宿題などの指導を行います。この日は、教員を目指す4人の学生がおよそ30人の生徒と一緒に英語や数学、歴史などの問題を解いていました。真備中の生徒は、大学生に親近感を持って気軽に質問をし、楽しく学習を進めていました。芸科大では、陶芸やガラス制作ができる芸術学部の特色を生かし、中学校の美術部の活動も支援しています。