倉敷市内で行われた平和を考えるイベントで、子どもたちがVR・バーチャルリアリティを使って原爆投下の瞬間を体験しました。
VR・バーチャルリアリティを使った体験会はおかやまコープ倉敷が取り組む平和活動ラブピースプロジェクトの一環で行われました。参加したのは倉敷市内の親子など20人です。用意されたVRは福山工業高校が制作したもので被爆者の声や当時の写真などを元に作られました。原爆ドーム周辺の爆弾投下前後の街の様子が表現されています。VRの専用ゴーグルをつけた子どもは爆発の瞬間、身をすくめるなど驚いている様子でした。VR体験にあわせ、福山工業高校の生徒が被爆者に聞いた戦時中の様子について説明していき、戦争の悲惨さを伝えていました。おかやまコープ倉敷が取り組む平和活動は、次回8月9日(金)に第2次大戦中に作られた亀島山地下工場の見学会を予定しています。