KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市は町内会レベルでの地区防災計画策定にむけた研修会を開きました。


地区防災計画は自助・共助の能力を高め、災害時の減災につなげるもので、計画策定に向けた研修会は去年の西日本豪雨を教訓に倉敷市が開きました。参加したのは倉敷市内の防災士と自主防災組織の代表、あわせておよそ５０人です。参加者は防災や危機管理が専門の香川大学の磯打千雅子特命准教授から地区防災計画の重要性について「計画策定にむけて意見を交わすことや策定後に訓練や研修を重ね、計画の改善を繰り返すことが大切」と学びました。ワークショップでは、倉敷市が抱える課題として災害への意識が低い、危機意識がないといった声が多く上がり、解決に向けては、研修会の定期的な開催やお祭りを通しての地域の絆の構築など様々な意見が出ていました。倉敷市では今後も住民主導型の地区防災計画策定への支援を進めていき、計画完成後は倉敷市の防災計画に照らし合わせながら官民連携での防災計画を進めていきます。