倉敷市のギャラリー工房イクコでは、新春を祝う恒例の人形展が開かれています。
工房イクコでは、新年を祝おうと、干支の人形や雛飾りなどを集めた人形展を20年ほど前から毎年開いています。
今年は11人の現代作家が製作した人形や細工物をはじめ、江戸時代から戦前にかけての雛人形や、正月に関する古道具など合わせて、およそ400点が展示されています。
倉敷市在住の人形作家、小河原 幸枝さんは“押絵”でお正月を表現しました。
ふっくらと色鮮やかな押絵は、鏡餅や羽子板などの作品一つひとつは小さいながらも、細部まで丁寧に作られ、見ごたえのある仕上がりです。
このほか、明治から昭和にかけて作られた漆塗りの食器や双六なども展示されていて、当時の人たちの生活をうかがい知ることができます。
人形展 古き良きもの、新しき良きもの…は、1月13日(月)まで、倉敷市中央のギャラリー工房イクコで開かれています。