玉野高校の教諭が、アメリカのNASAヒューストン宇宙センターでのワークショップに参加し、発表を行います。渡米を前に玉野高校の生徒を対象に授業を行いました。
アメリカで発表するのは玉野高校で物理を担当する藤田学教諭です。藤田教諭は、玉野高校で取り組むロケット研究がキッカケで、JAXA・宇宙航空研究開発機構が募集したアメリカでの宇宙を教育に活かすためのワークショップへの派遣事業に応募し、発表者に選ばれました。ワークショップは来月6日(木)から8日(土)までの3日間、アメリカ・テキサス州のNASA・ヒューストン宇宙センターで予定されています。藤田教諭が発表する内容は「紙飛行機で学ぶ飛行の安定性の重要性」で、ワークショップを通して宇宙への夢を広げてもらうことを狙いにしています。発表はすべて英語で行います。渡米を前に玉野高校の2年生を対象にデモ授業が行われ、藤田教諭はスライドを使いながら生徒に紙飛行機を作らせました。その後、紙飛行機に紐をつけて回転させ、回転速度を変えながら紙飛行機が飛ぶ軌道の違いを伝えていました。藤田教諭は生徒の反応を確認しながらワークショップへ向けての課題を洗い出していました。藤田教諭による授業には英語教諭がサポートに入り授業で使った英語表現について修正をしていました。玉野高校でのデモ授業は20日、21日の2日間行われ、本番に備えます。