総社西中学校で「選挙」の出前講座が開かれ生徒たちは体験を通じて選挙の仕組みを学びました。
出前講座は、選挙の仕組みを知ってもらい、若者の投票率アップにつなげようと総社市が市内の中学校、高校を対象に行っています。
出前講座では架空の市長選挙を想定して3人の候補者がマニフェストを発表しました。選挙演説を聞いた生徒は 有権者として模擬投票用紙に記入し自分の支持する候補者へ一票を入れていきました。
去年7月の総社市の参議院選挙では18歳から19歳の投票率がおよそ22パーセント。70歳から74歳の投票率はおよそ65パーセントと、未成年と高齢者の差は大きく開いています。
【インタビュー】生徒はー(2人)総社市選挙管理委員会永田智康委員長
1分間に660枚の投票用紙を処理する能力をもつ読み取り分類機による開票作業も行われました。
生徒たちは投票から開票までの一連の流れを体験し、選挙についての理解を深めていました。
選挙管理委員会では新年度以降も引き続き出前講座を続けていきたいとしています。