昔遊びのけん玉は集中力を養うおもちゃとして注目されています。そんなけん玉の達人を目指そうと玉野市内で講座が開かれました。
けん玉講座は玉野市が取り組む生涯学習たまの地域人づくり大学の一環で行われました。参加したのは100人を越える玉野市内の子どもから高齢者までの市民です。講師は八浜小学校の教諭でけん玉世界チャンピオンの西川一穂さんです。 西川さんはけん玉のパーツとして大皿、小皿などの名称を紹介し、玉を皿にのせる基本的な動作のコツや静止した玉を剣に指す「とめ剣」前に振り出した剣を玉の穴に差し込む「飛行機」といった技を教えていきましたけん玉は、日本に伝わる昔遊びとして知られていますが最近ではコミュニケーションを生む道具として、集中力を養う道具として、教育現場でも活かされています。講座は定員を大幅に超える参加者が集まるほど人気だったことから主催した玉野市教育委員会では、来年度も実施していきたいとしています。