倉敷市は、令和2年度の当初予算案を発表しました。
4月に市長選挙があるため骨格予算編成としていて、一般会計は過去最大となった前年度と比べ5・4%減の1,881億円あまりとなりました。
この内、西日本豪雨関連は、災害ゴミの処理が完了したことや、学校などの施設復旧に伴い、前年度から67・9%減の43億7,900万円となっています。
主なものとしては、「被災者見守り・相談支援等事業」に1億8,300万円、「被災高齢者向け住宅再建支援事業」に1億9,400万円、 などを計上しています。
一方、教育・子育て関連では、民間保育所や認定こども園で実施する特別保育への助成事業に3億1,600万円、保育士の処遇改善事業に1億2,800万円が充てられます。
また、伊東市長は記者会見で、西日本豪雨で甚大な被害を受けた真備地区に建設予定の「復興防災公園」について発表しました。
「復興防災公園」は真備町箭田の小田川堤防近くに整備し、平常時は「にぎわい創出」の場として、災害時は「防災拠点」としての機能を持たせるということです。
一般会計予算案は今月18日に開会する定例市議会で提案されます。