玉野地区防火協会は火災の未然防止を啓発する防火作文の表彰式を行いました。
防火作文は今年で50回目となり、冬休みに玉野市内の小学4・5・6年生に募集し98作品が集まりました。審査の結果、19作品が入賞し、表彰式が行われました。最優秀賞の金賞には築港小学校6年の桑原可琳さんが選ばれました。桑原さんはコンセントに埃がかからないようにする、コンロの消し忘れが無いよう注意するなど、火事にならないための暮らしの中での防火意識について書きました。
玉野市内でのおととしの1年間の火災件数は12件、去年は22件と前の年よりも10件増加しています。火災の原因としてはたき火が半数以上を占めていて、強風で火が燃え広がらないよう注意を呼び掛けています。表彰式では玉野地区防火協会の藤田尚徳会長が「火災のない住みよい玉野をみんなで作りましょう」と受賞者にメッセージを伝えていました。
なお、防火作文の優秀作品は今月29日(土)から3月9日(月)まで天満屋メルカ2階玉野市立図書館前に展示されます。