世界中の様々な民芸品を集めた倉敷民藝館が、およそ3カ月間の改修工事を終え、10日リニューアルオープンしました。
倉敷民藝館は、昭和23年に江戸時代の米倉を改装して開館した国内で2番目に古い民藝館です。国内外で作られた陶磁器や染織物などの民芸品、合わせておよそ1万5,000点を所蔵しています。去年12月から始まった老朽化した施設の改修などが終わり、10日は関係者が出席し、リニューアルオープンのセレモニーが行われました。リニューアルにより、民芸品売り場がこれまでの2倍ほどの広さになっています。また、倉敷ガラスや備前焼など、県内の民芸品を中心とした展示スペースも設けられました。
倉敷民藝館は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当面の間、1度に入館できる人数を20人に限定します。また、14日(土)に開催予定だったリニューアル記念のイベントは中止となりました。