きょう(13日)は倉敷市、総社市、早島町の中学校31校で卒業式が行われました。
豪雨災害で被災した倉敷市真備町の真備中学校では、復旧したばかりの校舎から卒業生が新しい道へ歩みを進めました。
復旧した校舎に、この春、卒業の日を迎えた75人の生徒が登校してきます。
式では、卒業生を代表して守屋晴翔くんが卒業証書を受け取りました。
この春で退職する齋藤善紀校長は、復旧した校舎を後にする卒業生たちへはなむけの言葉を贈りました。
真備中学校は、おととしの豪雨災害で、3階建て校舎の2階床上80センチまで浸水しました。
校舎の復旧が進むあいだ、真備東中学校のグラウンドに建てられたプレハブ校舎で過ごしてきました。
井上さんは、大変な時を支えあってきた仲間たちへメッセージを送ります。
卒業式の後は、地元有志からプレゼントされたスイートピーの花束が、生徒一人一人に贈られました。
真備中学校は、3月2日に元の校舎へ戻る予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で一斉休校となり、今日を含めて2日間しか過ごせませんでした。
卒業生たちは、残されたわずかな時間を、復旧した校舎で過ごしました。