KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

それではきのう２６日行われました倉敷市長選と倉敷市議補選を振り返ります。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令された中での異例の選挙になりました。
各陣営は、屋内での集会や街頭演説などを自粛せざるを得ず、有権者と十分に向き合うことができないままの選挙戦を余儀なくされました。
投票日の各投票所入り口には、アルコール消毒液が設置され、事務従事者や立会人も全員マスク着用です。
投票に訪れた有権者も間隔をあけ、使い捨ての鉛筆で記入するなど、様々な感染防止対策が取られました。
社会全体に自粛ムードが広がる中、倉敷市長選の投票率も２５・６５％と、前回から１１.５４ポイントも下がり過去最低を記録しました。
２６日午後９時１５分の開票開始から間もなく当選確実の一報を受けたマスク姿の伊東香織市長は、万歳は行わず、花束を贈られて、４期目への抱負を語りました。
伊東市長は、２００８年に初当選し４期目の当選を果たしました。
選挙戦では、当面の最重要課題であるコロナウイルス感染拡大防止を呼びかけながら、真備町の復興や倉敷をさらに魅力あふれるまちにしていきたいなどと、訴えました。
伊東市長は、新人候補に８万８１６１票の大差をつけての当選を果たしました。
一方、市長選とともに行われた欠員３に伴う倉敷市議補選は、８人が立候補しての激戦となりました。
市議選は初挑戦の無所属と共産の新人２人と無所属元職の１人が、議席を獲得しました。

（喜びの声）
小郷ひな子氏
山畑滝男氏
三宅誠志氏