総社市でも公共施設の利用と、県内外から多くの人が訪れる観光施設も感染防止対策をとって再開しています。
総社市黒尾の鬼城山ビジターセンターです。
こちらではきょう19日から施設の利用が再開されました。
センターの入り口には、訪れる人たちに3密を避ける、手洗い・マスクの着用、などを呼びかける看板が設置されています。
また、休憩所はイスが撤去され、利用者の長時間の滞在ができないようにしています。
古代山城・鬼ノ城がある鬼城山は、年間6万人が観光や散策に訪れる総社のスポットです。
最近の日本の名城を巡る「城ブーム」の影響から県外の観光客の目当てのひとつにもなっている名城のスタンプの利用は禁止となっています。
鬼城山ビジターセンターでは、4月20日から休憩所や展示室といった施設の利用が停止となり、29日からは駐車場とトイレの利用が禁止となっていました。
施設の休止により、5月の入山者数は766人で、前の年の同じ時期に比べ8割減少しています。
国の緊急事態宣言から岡山県が解除されたとはいえ、関西方面を中心とする県外からの観光客が多く訪れる鬼城山では、今後来場者が急激に増えることを懸念しています。
総社市内では、公民館・分館などほとんどすべての施設がきょう19日から再開しています。
なお、スポーツセンターの屋内施設と武道館は、25日から再開の予定です。