新型コロナウィルスの影響で旅行を控える状況が続く中、倉敷市内の菓子店では全国を旅した気分が味わえる和菓子が販売されています。
その名も「旅する和菓子」です。
岩手に福井、埼玉の銘菓3種に、倉敷市高須賀の菓子店文近堂の名物「大山名人 駒らくがん」を詰め合わせて販売しています。
旅行の自粛傾向に伴い土産物の需要が大幅に減る中、広島県内の菓子店が全国の和菓子店などに声をかけ取り組んでいるもので、それぞれの店が自慢の商品と他店の和菓子をセットにして販売しています。
第5弾となった今回、文近堂が初参加しました。
文近堂によると今年3月以降、全国の菓子店の売上げが大幅に落ち込んでいて、中には去年と比べ売り上げが8割減った店もあるということです。
この状況を乗り切ろうと、全国の菓子店が連携し「旅する和菓子」を企画しました。
今回の「旅する和菓子」は福井県・伊勢屋の水菓子セット、岩手県・高千代のハックルベリーどら焼き、埼玉県・かにやのドライフルーツ入りようかん、そして、文近堂の「大山名人駒らくがん」をセットにし、数量限定・税込2280円で販売しています。