新型コロナウイルスの影響で2月末から無観客レースを続けていたボートレース児島が、きょう(4日)から観客を入れての営業を再開しました。
3ヵ月ぶりに観客の受け入れを再開したボートレース児島には、開場前から再開を待ちわびた人が多く訪れていました。
レース場では、来場者が安心して観戦できるよう新型コロナウイルス対策に努めています。
入場の際には、マスクの着用や手の消毒を呼びかけ、サーモグラフィーを使って検温を行っています。
マスクを着けていない人や体温が37度以上の人、咳などの症状がある人は、入場を断ります。
また、券売機など人が触れる部分は、舟券の発売を締め切るごとに消毒しています。
そのほかにも、ソーシャルディスタンスを確保するために観客席をおよそ5分の1に減らしたほか女性や子どもの専用ルームを閉鎖しています。
ボートレース児島は、2月28日からきのう(3日)まで無観客レースを続けていました。
無観客レースでは、電話やインターネットのみでの舟券の販売となり、この影響で売り上げが通常より25パーセント落ち込んでいます。
舟券を発売している児島ガァ~コピアも、レース場と同様の対策を取ってきょうから再開しています。
これまで最大10カ所の児島以外で開催されるレースの舟券を扱っていましたが、来場者を減らすために4カ所に制限しています。
ボートレース児島は、当面の間新型コロナウイルス対策を実施して営業を続けていく予定です。