新型コロナの影響で売り上げが大きく落ち込んでいる倉敷市のライブハウスが、クラウドファンディングを活用し存続に向けて取り組んでいます。
2004年に営業を始めたライブハウス「倉敷REDBOX」。
JR倉敷駅からおよそ1キロで周辺には高校などの学校が多いという立地から、学生イベントを中心にミュージシャンのライブやレコーディングなどにも対応してきました。
新型コロナウイルスの影響により、3月はイベントや出演のキャンセルが相次ぎ、売上は前の年に比べておよそ6割減少。
さらに4月と5月は2割ほどにまで落ち込みました。
売り上げが激減する中、家賃などの固定費が重くのしかかります。
この危機を乗り越えようと、今月6日からクラウドファンディングのサイトで支援を求めています。
クラウドファンディングでの目標支援額は500万円。
支援金はライブハウスの家賃や光熱費、人件費などに充てます。
これまでに150万円を超える金額が集まっています。
支援を行ってくれた人へのリターンとして、Tシャツなどのオリジナルグッズやスタジオ利用券などを用意しています。
倉敷REDBOXでは現在、スタジオの利用は前日までの予約制とし、開催予定だったライブについてはユーチューブでの配信を行っています。
来月以降は、ライブ会場に40人程度の入場制限を設けるなど感染症対策を徹底し、徐々にライブハウスとしての活気を取り戻していきたいと考えています。