倉敷市浅原で露地栽培の極早生桃「はなよめ」の出荷が、きょう(12日)から始まりました。
こちらが極早生品種の…桃の産地・岡山県内でも、最も早く収穫の時期を迎えるのが「はなよめ」です。
岡山の名品種「清水白桃」などと比べて小ぶりのサイズですが、甘みが強く、ジューシーでやわらかい食感が特徴です。
収穫は他の品種の袋掛け時期と重なるため、岡山県内の桃の生産量のうち「はなよめ」の割合は1%あまりと少なくなっています。
浅原園芸組合の室山翔太郎さんの6アールの畑では、朝8時から収穫作業が始まりました。
桃のあたまの部分が赤く、周りが白くなっているものを1つ1つ確認しながら収穫していきます。
浅原地区には46軒の桃農家があり、そのうちの8軒が「はなよめ」をつくっています。
今年の出来栄えは良く、去年より2日早い出荷となりました。
収穫した桃は、手作業で等級ごとにパック詰めして出荷します。
【インタビュー】
・浅原園芸組合 室山翔太郎 さん
【本文続き】浅原園芸組合の「はなよめ」は、初日はおよそ100キロ収穫され、岡山市場に出荷する予定です。
明日から県内のスーパーなどで2つ入りパック600円ほどで販売される見込みです。
「はなよめ」の出荷は、10日間ほど続きます。
終わり♯