岡山県は梅雨時期を前に住民が河川の水位状況を把握できるように河川監視カメラを設置し、運用を開始しました。
河川監視カメラは2018年に発生した西日本豪雨で住民が逃げ遅れたことを受け、整備を進めています。
このうち令和元年度には24河川41か所に河川監視カメラが設置され、今月10日から運用が始まっています。
河川の情報はパソコンやスマートフォンを使って国土交通省の「川の水位情報」サイトで見ることが出来ます。
見たい地域を拡大表示すると河川監視カメラと水位計のマークが現れます。
カメラのマークをクリックすると5分おきに更新されている画像が表示され、河川の状況を知ることが出来ます。
西日本豪雨で大きな被害を受けた倉敷市真備町の高梁川水系では令和元年度に8つの河川12か所に設置され、今年度は新たに2つの河川2か所に設置される予定です。
また川の水位情報サイトでは水位計の観測データも見ることが出来ます。
水位に応じて水色・オレンジ・赤と表示される色が変わるようになっており、水位が増えてきたときにはマークをクリックすることで最新の水位を10分おきに把握することが出来ます。
水位計は令和元年度までに県内78か所に設置されており、今年度はさらに19か所に増設する予定です。