高梁川への付替え工事が進む小田川の堤防の護岸に大きなメッセージが書かれています。
県道24号倉敷清音線から南山の方向を見ると目に入るこちらのメッセージ。
縦37メートル・横230メートルの護岸をキャンバスに見立て、高梁川と小田川の付替え工事を知らせる「小田川付替えR5完成予定」の文字。
そして西日本豪雨災害に新型コロナウイルスとこの苦しい状況を一緒に乗り越えよう、という「ファイト!」の2つの言葉がペイントされる予定です。
付替え事業を手掛ける高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所と、工事を請け負う蜂谷工業が協働で取り組んでいます。
ペイント作業は今月8日から始まり、きょうも朝から蜂谷工業の職員8人が丁寧にペンキを塗っていました。
小田川と高梁川の合流点を付替える工事は去年から5年計画で進められています。
しかし、通行する人から「何のための工事をしているか分からない、知らない」という声があったそうです。
そんな声を聞いた河川事務所がこのペイントを企画し、真備地区のまちづくり推進協議会と相談してメッセージを決めました。
メッセージの完成は今月末の予定です。
堤防は最終的に土で覆うため、文字は見えなくなりますが、あと2~3年は見られるということです。