岡山県は新型コロナウイルスへの対処方針で今月19日からの外出について「原則自由。普段通りの
活動を再開しましよう」と県民に呼び掛ける新しいメッセージを発表しました。
今月1日から18日までの感染拡大防止と経済活動再開を両立させていくよう呼びかけた「協力のお願い」の期間が終了するのを前にきょう(17日)開いた対策本部会議で決めました。
きょう発表されたメッセージは今月19日から来月9日までを対象としたものです。
クラスターが発生している施設への出入りには慎重な判断、感染が続いている地域への移動では情報の確認と慎重な行動を求めているものの、外出の自由と県外への仕事や帰省に制限は設けないなど、これまでの自粛や協力の呼びかけから大きく緩和されています。
外出時の手洗いやマスク着用の徹底、人との距離を保つなどの新しい生活様式の実践は引き続き求めています。
一方、事業者やイベントの主催者には「協力のお願い」として業種ごとの感染拡大予防ガイドラインを踏まえた防止策、重症化リスクの高い高齢者が利用する福祉施設には、引き続いての適切な感染防止策の徹底を求めています。
イベントの主催者には全国規模や1000人以上の催しの開催自粛を要請しているほか、屋内開催は収容定員に対して半分以内の参加とするよう求めています。
イベントなどは7月末までを想定していて、3週間ごとに段階的に見直していくことにしています。