浅口市出身の漆塗り作家、赤木明登さんの作品展が工房イクコで開かれています。
光に照らされ、艶めく日本の伝統工芸の一つ、漆器の椀です。
会場には、浅口市出身で“塗師”とも呼ばれる漆塗り作家赤木 明登さんの作品およそ300点が展示されています。
赤木さんは漆器が持つ「高級品」で「特別な日に使用する」というイメージから離れ、「日用品として美しさを味わってほしい」との思いからあえて自分の作品を「ぬりもの」と呼んでいます。
そんな赤木さんが手がけるのは漆器として馴染みのある汁物椀や茶碗のほかパン皿など、日常使いしやすい作品です。
赤木さんの「ぬりもの」の特徴は、艶が控えめで、使えば使うほど、自然に磨かれ、艶が出て、味わいを増していきます。
赤木さんの作品は、国内だけではなく、ドイツや中国などでも展覧会が開かれていて海外でも高い評価を受けています。
赤木明登さんの作品展は、28日(日)まで工房イクコで開かれています。
また、「Web展覧会」も開催されています。
詳しくは、工房イクコのホームページをご覧ください。