今月19日に県境を越える移動規制が解除されましたが、宿泊を伴う遠方からの観光客はまだ少ないようです。
そんな中、市内のホテルや旅館では地元客を意識した独自の宿泊プランを立ち上げたり、感染予防策の徹底をPRし、需要の回復を図っています。
県内最大の観光地・倉敷美観地区です。
今月19日の県境を越える移動規制の解除を受け、徐々に観光客も戻りつつあります。
倉敷市中央の倉敷国際ホテルです。
こちらでは4月の売り上げが、前の年の同じ月と比べ9割以上減ったそうです。
また通常なら書き入れ時のゴールデンウイークは例年1日あたりおよそ180人の宿泊客のところ今年は10人前後しかいなかったそうです。
今月19日の県境を越える移動規制が解除され、人の移動が戻り始めているとはいえ、まだ近隣からの観光客が主となっています。
この現状を受け、ホテルでは岡山県民限定の独自の宿泊プランを打ち出しているほか、倉敷市が宿泊業者による特典付き宿泊プランの前売りを支援する事業「倉敷みらい旅」を活用したプランも販売しています。
また、ホテル独自のケアプログラムを作成。
レストランや宴会場では、飛沫感染を防止するためのボードを設置しているほか、席数も通常の半分以下にするなど感染予防対策も徹底し、安全面をPRして需要回復を目指します。