岡山県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、今月10日からの新しい対応について引き続き普段通りの活動再開を呼びかけました。
ただ、東京圏への移動では「慎重な行動」を求めました。
前回示した新型コロナウイルスへの対応方針が今月9日で終了するのを前に、今月10日から31日までの新しい「県民へのメッセージ」として発表しました。
新しいメッセージでは引き続き感染拡大防止と経済活動の両立に向けて普段通りの活動を再開するよう、求めています。一方で、
二ケタ台の感染者が続く東京圏については「やむを得ず移動する場合は、夜の繁華街に関連する施設への出入は控えましよう」と呼びかけました。
イベントなどについてはこれまでおおむね1000人としていた参加者を屋外、屋内ともに5000人以内と大幅に緩和します。
ただし、屋内に関しては収容定員の半分以下とすることを引き続いて求めています。
また、祭りなど地域の行事では十分な間隔の確保や、来場者の人数管理などの対策を行った上での開催を新しくメッセージに加えました。
感染の第二波、第三波への対策については病床数を250床確保するとともに、PCR検査数を来月(8月)末までに民間を含めて1日670件に増やすとしています。
学校の休校については今後は一斉休校は考えず限定的に行っていく方針です。
新型コロナウイルスへの対応方針について岡山県では国の方針に沿って、3週間ごとに見直しています。