児島消防署は児島地区の消防団と合同で水害や水の事故などを想定した救助訓練を行いました。
訓練には、児島消防署と児島地区7つの消防団からあわせておよそ50人が参加しました。
この訓練は、水害などが発生した場合に消防署員だけではなく消防団の団員もゴムボートを使った救助活動を行えるようにと実施されました。
参加した消防団員らは児島消防署の署員から障害物が多い現場を想定したゴムボートの操船方法や、救助者をボートに引き上げる方法などの説明をうけ、訓練に臨んでいました。
また、ボートに乗せた要救助者を運ぶ訓練では、前方の水中に障害物がないかなど安全確認を行いながら、慎重にボートを曳いていました。
倉敷市内では、今年に入ってから水難事故が2件発生しています。
児島消防署では、今後も定期的に消防団員への訓練を実施し、災害発生時の協力体制を強化したいとしています。