倉敷市真備町内の井原線橋脚で例年この時期に行われる壁画制作を前に倉敷真備ライオンズクラブから真備中学校美術部へ制作に役立ててもらおうと絵の具代が贈られました。
昨日、真備中学校前の井原線橋脚で行われた始まりの会では倉敷真備ライオンズクラブの堀内憲作会長から真備中学校美術部へ3万円の目録が手渡されました。
この壁画制作は青少年の健全育成などを目的に倉敷真備ライオンズクラブが2005年から真備中に声をかけて始めたものでこれまで15の壁画を制作しています。
会では堀内会長が「新型コロナなどで不安な地域の人々の心の支えとなるよう頑張ってください」と激励の言葉を送り、美術部23人を代表して佐伯莞和さんがお礼の言葉を述べました。
今年2月から元の校舎での学校生活が再開した真備中学校。
学校名の由来となった吉備真備と真備とともに遣唐使として唐へと渡った阿倍仲麻呂をテーマに縦3メートル横1メートル80センチの大きさで描きます。
壁画制作は密を避けるように少人数で進めていき、7月中の完成を目指します。
8月21日には壁画のお披露目が行われる予定です。