倉敷市は新型コロナウイルスに感染したと18日に発表した、市内に住む20代の男性会社員の濃厚接触者などが、PCR検査の結果、全員陰性だったと発表しました。
倉敷市は19日、新型コロナウイルスの感染が確認された20代の男性会社員が勤務する市内の職場で、濃厚接触者とされた同僚5人と同じフロアで働く18人の合わせて23人にPCR検査を実施。
その結果、全員陰性だったことが分かりました。
男性に同居家族がおらず、他に濃厚接触者はいないということです。
倉敷市は20日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、今後の対応などについて話し合いました。
対策会議では、学校や公共施設の利用などについては変更しない考えや、今後、飲食店などへ改めてコロナ対策のガイドラインの書面を発送する考えなどが示されました。
また、岡山市は19日、新たに4人が新型コロナウイルスに感染したと発表し、このうち3人は接待を伴う飲食店の従業員で、岡山市はここでクラスターが発生したとみています。
クラスターの発生は県内では初めてです。
これを受け、岡山県は19日県内全域に新型コロナ特別措置法に基づく協力要請を出しました。
ホストクラブやキャバクラなどの接待を伴う飲食店のうち業種ごとのガイドラインを遵守していない店の利用を自粛するよう要請します。
また、接待を伴う飲食店に対し業種ごとのガイドラインを遵守するよう要請します。
協力要請は19日から7月末までで、状況に応じて延長を検討するということです。