児島のジーンズ縫製会社が新型コロナウイルス対策で防護服を作っています。
倉敷市下津井吹上にあるジーンズ縫製会社の髙木ソーイングです。
ここでは通常、一ヵ月にジーンズを4、5千本を製造していましたが、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込み、5月は前の年に比べ半分に減ったことから6月下旬から不織布を使った防護服の製造に乗り出しました。
主に医療従事者向けということで、従業員は防護服と帽子、マスクを身に着けてほこりや髪の毛に細心の注意を払いながら作業に当たります。
児島のジーンズ業界は、作業工程ごとの分業が主ですが、防護服に関しては、裁断、縫製、畳み、出荷までを一貫して行っています。
髙木ソーイングでは、防護服にデニムの色や糸が付いてしまわないよう、現在はジーンズの製造を休止し防護服の製造のみを行っています。
髙木ソーイングの防護服の製造は10月いっぱいまでの予定です。