倉敷権利擁護支援フォーラムが真備町の箭田分館で開かれ、「災害弱者の視点から防災、減災を考える」をテーマに講演が行われました。
フォーラムには、会場とリモート参加合わせて、およそ90人が参加しました。
講師として招かれたのは、兵庫県出身で自身も脳性麻痺の障がいがありNHKの障がい者情報バラエティー番組にも出演している玉木幸則さんです。
玉木さんは、小中学校は地元の学校で学びましたが、高校時代は、全寮制の養護学校で生活し、日本福祉大学を卒業後は、「ともに育ちともに学びともにいきる」を考えながら現在まで様々な場所で活躍しています。
講演会では、阪神淡路大震災の経験を踏まえて、「日常的に人と繋がりを持つこと」が大切なことや、「障がいの特性によってどのような支援が必要なのか知ること」など障がい者の視点から災害時に必要な対応について話しました。
第二部では、真備町内で高齢者・障がい者の避難支援などに取り組む団体からの活動報告が行われ、災害弱者をいかに守っていくかを話し合いました。