新型コロナにより不当な差別や偏見など「人権」に関する問題が世界中で起こっています。早島町ではこうした背景に沿って子どもが大人と一緒に考える意見交流会が開かれました。
この意見交流会は子どもたちの地域とのつながりや育成を目的に早島町が平成28年から年に2回行っているものです。今月1日に開かれた交流会には小学生から高校生17人と大人22人が参加し、グループで「新型コロナによる人権」について課題となっていることを出し合っていきました。
子どもたちからは
■修学旅行の中止などで思い出がなくなっていることや
■「ウイルス」への恐怖より感染者を排除しようとする「人」への恐怖のほうが強くなっているなどといった声がありました。
次に、挙げられた課題に対して解決策を話し合いました。
早島町では今年4月に新型コロナの感染者が確認されています。
同じように地域で人権問題を身近に感じた子どもたちからはSNSなどの情報を鵜吞みにしないことや学校で新型コロナを考える授業を行ってはどうかといった子どもたちならではの視点から意見が出されました。
その後それぞれの考えを発表しました。
次回の意見交流会は今年12月に行われる予定です。