50年以上続く写真愛好家グループ「ぐるうぷどんがめ」の写真展が倉敷市立美術館で開かれています。
写真愛好家グループ「ぐるうぷどんがめ」は、倉敷の写真家中村昭夫さんを指導者に発足し今年で52年になります。
この写真展は一つのテーマを複数枚の写真で表現する「組写真」が特徴で、会場には、会員8人による9テーマ73点の写真が並びました。
早島町の髙田昭雄さんによる「記憶の川恵みの川小田川」と題した作品は、2年前の西日本豪雨災害直後の小田川の様子から始まっています。
一年後の初夏、骨組みだけになった家から覗く災害後初めての田植え、それに自宅を再建する人や、菜の花に彩られた河川敷など小田川や小田川周辺の徐々に復興へ歩む姿をドキュメントタッチに表現しています。
ぐるうぷどんがめ写真展は9日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。