さて、いまやマスキングテープは文房具や雑貨をデコレーションしたり、部屋の壁紙の模様替えを楽しんだりと、使い方は広がっています。
倉敷市神田のカフェギャラリーでユニークな絵画作品が展示されています。
田園を走る電車の風景。
実はこの作品、マスキングテープで描いたものです。
倉敷市神田のカフェギャラリー竹にマスキングテープを貼り重ねてつくった作品が展示されています。
作品を手掛けたのは岡山市の花房明夫さんです。
花房さんは退職後から本格的に趣味の絵画や書などに取り組み、15年ほど前から毎年作品展を開いています。
マスキングテープを使った作品の展示は、今回が初めてで廃棄しようとしていたテープで何かできないかと思ったことがきっかけで制作しました。
ギャラリーには、海や山の風景など14点が展示され時間帯によって色が変わる太陽や移ろいゆく空の色を丁寧に表現されています。
花房さんは、テーマを決めず思うままにテープを貼りながら、浮かんできたものや、周りの声を参考にして制作しているそうです。
「ふる里の思いを伝える作品展」は8月15日までカフェギャラリー竹で開かれています。