世界を回りながら海洋汚染防止についての啓発活動を行っている太陽と風力と水素で動く船が現在、児島観光港に停泊しています。
船には一面に太陽光パネルが取り付けられています。
スイスの財団が開発したレース・フォー・ウォーター号と名づけられたこの船は太陽光・水素・風の力だけで世界各地を巡り、プラスチックによる水質汚染への啓発活動を行っています。
2017年にフランスを出発した船は2021年に再びフランスへ戻る間に、停泊した各地で子どもたちや学者に対し、考えを伝えています。
船一面を覆う太陽光パネルは512平方メートルもあり、日中に充電した電力で一日を過ごすことができます。
また、船内には各地で撮影したゴミの写真や活動を伝えるパネルが飾られています。
レース・フォー・ウォーター号は今週土曜日の午前中まで児島観光港で停泊し、その後、大阪に向けて午後2時から出発するということです。