今年3月から行われていた総社市井尻野の宝福寺山門の修繕工事が完了し、見学会が行われました。
宝福寺の山門は明治31年に建設されたもので、国の登録有形文化財に指定されています。
昭和25年に1度改修されていますが、内部の木が朽ちていたりと屋根部分の老朽化が目立ったため、改修工事が行われていました。
特に瓦の損傷が激しく、今回の改修では全体の6割にあたるおよそ1200枚の瓦を新たに並べました。
見学会では工事用の足場にのぼり、写真を撮るなどしながら新しくなった屋根の様子を間近で見ていました。
現在は山門をくぐれませんが今月中には工事用の足場が解体され、来月からは通行できるようになるということです。