さて、きょうは二十四節気の一つ「処暑」です。
暑さが和らぎ朝晩が涼しくなる頃とされています。
倉敷市浅原の重井薬用植物園では、園内の植物を見て回り秋の気配を感じてもらおうという観察会が開かれました。
観察会には倉敷市内外からおよそ20人が参加し、重井薬用植物園の片岡 博行園長から説明を聞きました。
重井薬用植物園では、およそ800種の山野草が生育していて、絶滅危惧種に指定されているものなど貴重な草花を観察することができます。
園内の湿原ではトンボのような花をつけるラン科の「ミズトンボ」や花びらをつけず赤茶色に染まっていく「ワレモコウ」。
薄紫色の花を鈴なりにつける「ツリガネニンジン」といった秋の植物が咲き始め、参加した人たちは写真を撮ったり、メモをとるなどして観察しました。
重井薬用植物園では、月に1回定例の観察会を開いていて、次回は9月20日(日)に行われます。