新型コロナの影響で短くなってしまった夏休みがあっという間に終盤を迎えていますね。
倉敷市では、あすから2学期が始まる小・中学校が多いですし、玉野市の小・中学校の夏休みも残り1週間となりましたね。
今年の短い夏休みで、玉野市のテーマパークはどのような様子だったのか取材しました。
玉野市滝のおもちゃ王国です。
新型コロナの影響で4月1日から休園し、先月9日から再開しています。
再開後は、消毒や検温の呼びかけを徹底し、屋内のおもちゃコーナーではパーテーションを設置するなど感染症対策に取り組んでいます。
例年、お盆の時期には1500台分の駐車場がほとんど満車になるほど人気のテーマパークですが、今年は来園者の数が例年の7、8月と比べて6割から7割ほど減ってしまいました。
また、例年よりも県内からの来園者の割合が増えているということです。
きょう(24日)も、玉野市や倉敷市、岡山市など県内を中心とした客が訪れていました。
例年より2週間から3週間ほど短くなった夏休みの中でも、来園していた子どもは充実した時間を過ごしたようです。
一方で、例年よりも短い夏休みに複雑な気持ちも抱えているようです。
新型コロナの影響で、子どもが楽しめる機会が減っていることを受け、おもちゃ王国では楽しい思い出が少しでも増やせるよう、今月上旬から新たな取り組みが始まっています。
駐車場に設置されている縦8メートル、横14メートルのスクリーン使って車の中から映画を見るドライブインシアターです。
週末の閉園後の時間を使って、子ども向けの映画が上映されています。
映画の音声は車のラジオで周波数を合わせて聞くため、密集を避けて映画を楽しむことが出来ます。
ドライブインシアターは、来月26日まで続ける予定です。
休校の影響で夏休みが短くなってしまいましたが、子どもたちが楽しい思い出を作れるような機会があるのは良いですね。
ドライブインシアターは来月まで続くということなので、夏休みを十分に満喫できなかったという人も楽しんでみてはいかがでしょうか。