災害の風化を防ぐために倉敷市真備町の食堂が地元の特産品を使った惣菜でPRに乗り出しています。
西日本豪雨災害から1年後に真備町川辺にオープンした「ノラネコ食堂」です。
そしてその商品がこちら!真備町特産の筍を使った竹取物語ならぬ「飯取物語」です。
惣菜味噌を使った甘口と青唐辛子に南蛮味噌を使った辛口の2種類あります。名前だけ見ると一風変わったお惣菜に見えるんですが、中身は細かく刻んだ筍と大葉、ピーマンを味噌で和えているのでご年配の方から若い人まで親しみやすいものになっています。
オーナーの岩田圭司さんは岡山や東京のほかに岩手県大船渡市でも飲食店を経営していて東日本大震災が風化していくことを肌で感じました。
そのため真備町で食堂をオープンするときから地元の特産品を使った惣菜の製造販売を考えていました。
【インタビュー】
・ノラネコ商会 岩田圭司 社長
岩田さんは、真備町でのボランティア活動を通じて工事業者の食事場所や地元の主婦の働く場所が限られていることを感じ、そこで知り合った被災者の方に場所を提供してもらいました。
【インタビュー】
・ノラネコ商会 岩田圭司 社長
ところでこの飯取物語、ご飯に乗せたり調味料として使ったり・・・さまざまなアレンジを楽しめるんですが、こちらのお店では「かぐやもち」という天ぷら粉で揚げた餅に乗せて韓国のりで巻いた名物を販売しているんです。
飯取物語は1袋250gで税込1000円、ノラネコ商会の店舗かネットショップで購入できます。
発売した今年5月からすでに1000食以上を売り上げています。
岩田さんは今後、スーパーや道の駅でも販売できるように準備を進めているそうです。
終わり♯