人気アニメ「魔法の天使クリィミーマミ」などのキャラクターデザインを手掛けた高田明美さんの作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
会場には、「魔法の天使クリィミーマミ」の主人公・森沢優のイラストはじめ「うる星やつら」や「機動警察パトレイバー」などの原画が勢ぞろいしています。
イラストを手掛けたのは、40年以上にわたってアニメのキャラクターデザイナーやイラストレーターとして活動してきた高田明美さんです。
今回の作品展には、1980年代のイラストから最近発表されたものまでおよそ200点が展示され、高田さんの個展としては過去最大の規模になりました。
高田さんの作品は、アクリル絵の具や色鉛筆を使った柔らかく繊細なタッチが特徴です。
原画では、瞳の細やかな線や美しいグラデーション、ラメの光沢や凹凸までじっくり見ることが出来ます。
また、アニメキャラクターのイラストだけでなく高田さんのオリジナル作品も展示されています。
過去の作品展の描き下ろしや雑誌の星座占いコーナーで使われたイラストなどに加え今回の個展のために描き下ろされた最新作にも注目です。
パステルカラーの優しい色合いで幸せ溢れる世界観を楽しむことが出来ます。
「高田明美展AngelTouch」は、11月8日まで開かれています