倉敷市の60歳以上の高齢者が制作した絵画や手芸作品などを集めた「シルバー作品展」が倉敷市立美術館できょう(8日)から始まりました。
倉敷市は9月の敬老月間に合わせ高齢者の生きがいづくりを目的に作品展を開いています。
47回目となる今回は274人が絵画や手芸、陶芸などおよそ400点の作品を出展しました。
最高齢・92歳の佐藤 圭一さんによる般若心経の書です。
一つひとつ丁寧に力強く書かれた文字は全く衰えを感じさせません。
この他、きめ細かい手作業が光る竹細工人形や粘土で作られたとは思えない美しいバラのオブジェなど趣味の域を超えるような作品も並びます。
訪れた人は趣向を凝らした力作の数々に感心している様子でした。
なお、会場では新型コロナウイルス感染拡大防止のため一度の入場人数を40人までに制限し、入り口では氏名や連絡先の記入を呼びかけています。
第47回シルバー作品展は9月12日(土)まで倉敷市立美術館で開かれています。