毎年のように相次いでいる台風や大雨などによる水害。
先日も大型の台風10号が九州地方に強い勢力で近づき、岡山県内も局地的に大雨となるところがありました。
日頃から「水害への備え」は大切です。
総社市では市内10カ所に「土のうステーション」を設置し市民に無料で土のうを配布しています。
袋の中に土砂が詰められている「土のう」。
排水しきれない雨水が道路などにあふれ民家に入るのを防ぐため積み上げて使います。
総社市では市内の小中学校や公民館など10カ所に「土のうステーション」を設置。
このうち、消防本部では受付で袋を受け取りグラウンドに積み上げられている土を入れ1世帯20袋まで持ち帰ることができます。
台風が近づいている時や大雨が予想される場合に家の玄関や庭などに積んでおくことで浸水を防ぐ効果が期待できる土のう。
総社市消防署の署員に正しい積み方を聞きました。
総社市消防署によりますと並べた土のう全体をブルーシートでくるむと、より防水効果が高まるということです。
総社市が設置している「土のうステーション」については危機管理室までお問い合わせください。
なお、総社市以外のKCTエリア内自治体の土のうの配布状況です。
早島町では町内3カ所に完成した土のうを受け取れる土のうステーションを設置しています。
また、玉野市ではみやま公園などで土のう用の土を配布しています。
倉敷市は緊急時、市民向けに土のうを配布する場合があります。
安全な時間帯を指定しての配布となりますので、市のホームページをご確認ください。