総社市や矢掛町で活動する水墨画グループの作品展が総社市民ギャラリーで開催されています。
会場には総社市や矢掛町で活動する水墨画グループ江陽会のメンバー17人による41点が並びます。
江陽会は、日本・中国水墨交流協会の大会で大賞を受賞したこともある樋口弘陽さんが始めた水墨画教室で、樋口さんが亡くなった後も公民館などで活動を続けています。
作品は風景を描いたものや動植物など様々です。
こちらの作品は総社市山田の鬼身城から見えた霧にかかった倉敷市役所を描いた作品です。
作者は山歩きの途中に見つけたこの風景にとても感動したことから、題材にえらびました。
また、こちらのフランスの世界遺産モン=サン=ミシェルを描いた作品では、「たらしこみ」という技法を使っています。
色をぼかすことで、厚い雲に覆われる建物の様子を表現しています。
会には水墨画歴20年を超えるメンバーもいて、この展覧会のために描いた力作を出展しています。
第20回水墨画江陽会作品展は総社市民ギャラリーで今月20日まで開催されています。