倉敷市中央の加計美術館では優れた収蔵作品を展示する恒例の「カケコレ」展を開いています。
今回は倉敷芸術科学大学の卒業生による絵画が披露されています。
会場には倉敷芸科大・芸術学部のOB・OG11人による絵画や版画などの作品26点が並んでいます。
現在、県内で現代アート作家として活動する長原 勲さんの作品です。
“アートの島”として知られる香川県・直島の木々が力強く根を張っている様子を日本画で写実的に表現しています。
同じく現代アート作家の宇都宮 知憲さんは森や神社など架空の街の風景を粉状にした鉛筆の芯を指でなぞって描くという独特の技法で表現しました。
このほかにも個性豊かなタッチが目を惹く油彩やアクリルなど見ごたえのある作品が並びます。
加計美術館では優れた収蔵作品を多くの人に知ってもらおうと年に3回程度「カケコレ」と題して収蔵作品展を開いています。
今回の「カケコレ」展は今月27日(日)までとなっています。