岡山県は、新型コロナ対策本部会議で来月(10月)1日からの県外への観光について県内や近隣県の制限を外すなど県民へ新たなメッセージを発表しました。
きょう(29日)発表されたメッセージは、10月1日から11月30日までを対象としたものです。
県は、観光について9月までは県内や近隣県からと呼び掛けていましたが、来月からはその制限を外す方針です。
しかし、感染が続いている地域への移動は、引き続き流行状況を確かめて慎重に行動するよう呼びかけています。
また、県内でクラスターが発生した時に速やかに感染防止対策をとれるよう、医師や看護師からなる専門家チームの派遣体制をきょう(29日)から設けるということです。
そのほか、定期検診や予防接種の計画的な受診のお願いに合わせて、生後半年から小学6年生までの子どもを対象にインフルエンザワクチンの接種費用を来月1日から年末まで県が負担すると発表しました。
また、国が主導する「Go To Eatキャンペーン」を岡山県内では来月下旬から始めることにし、キャンペーンに参加する飲食店に対して、県独自の条件として、新型コロナ感染者との接触を通知で受け取れるシステム「もしサポ岡山」の利用を来店者に促すよう求めるということです。