倉敷市議会9月定例会はきょう(30日)最終日を迎え、65歳以上のインフルエンザ予防接種を今年度に限り無料にする一般会計補正予算など追加上程の2議案を含む31議案を可決しました。
インフルエンザ予防接種費が無料になるのは自己負担額が2000円となっている65歳以上の定期予防接種対象者などおよそ13万人です。
新型コロナウイルス感染時の重症化リスクを抑え同時流行した場合の医療現場のひっ迫を防ぐのが狙いです。
国がインフルエンザ予防接種を来月(10月)1日から高齢者へ優先的に行っていく指針を受けての措置となります。
倉敷市は予防接種を10月1日から開始する予定で対象には心臓や呼吸器などに持病があり重症化リスクの高い60歳から64歳までの人も含めています。
この結果、一般会計は3億2200万円あまりの増額となり、累計では2573億3900万円あまりで前の年に比べ21・4%の増加となっています。