玉野市は、民間事業者ならではのアイデアで公共サービスの見直しや施設の再編整備を図るため「民間提案制度」を始めました。
玉野市では公共施設を財政、人口の規模にあった量にし安全・安心に利用できる「質」に見直すため平成29年に「玉野市公共施設等総合管理計画」を策定しています。
これまでに図書館・中央公民館を民間商業施設に移したり、旧玉野市文化会館をNPO法人に売却し障がい者就労施設にするなど民間事業者と協力しながら公共施設の再編整備を進めてきました。
「公共施設マネジメント民間提案制度」では、施設整備や運営面で更なる利活用を図り市と事業者の間で協議をしながら事業化を行おうというものです。
玉野競輪の隣にある旧ボランティア活動研修センターは昭和42年に船員の保養所として建築された施設です。
平成11年からは宿泊できる研修施設として使われ平成29年に廃止されました。
玉野市ではそのほか統合し活用されなくなる消防庁舎や学校給食センター、赤字が続いている玉野海洋博物館など13ヵ所の利活用方法を期待しています。
提案書類は12月末まで受付ています。