児島を拠点に活動した画家故・伊川巌さんとその仲間による作品展が児島市民交流センターで開かれています。
会場には、児島にアトリエを構えて活動した画家で11年前に亡くなった伊川巌さんの作品と、生前に親交があったおよそ30人の仲間による作品70点ほどが展示されています。
伊川さんは、抽象画を始め、水彩画や油彩画など様々なジャンルの作品を描き、会場には、これまで展示されていなかった作品も多数並んでいます。
その中のひとつ、「ひるどきNo.2」は伊川さんの代表作「ひるどき」の習作と思われる作品です。
元漁師の労働者が昼時に新聞をみて一息ついている様子を描き、哀愁が感じられる作品となっています。
こちらは、伊川さんの弟子の山本悟さんの作品で東日本大震災の被災者を描いたものです。
山本さんは、小学4年生の時に伊川さんに弟子入りし、現在も伊川さんの作品を後世に残す活動を行っています。
伊川巌仲間展は10月21日(水)まで児島市民交流センターで開かれています。