倉敷市児島在住の陶芸家 ドン・パーカーさんと、画家の野田 裕子さん夫妻によるアート作品展が下津井シービレッジで開かれています。
倉敷市児島出身の画家野田 裕子さんが型にとらわれず描いたという抽象画およそ30点をはじめ、陶芸家ドン・パーカーさんによる動物のオブジェや食器など個性的な陶芸作品およそ700点が展示・販売されています。
会場には、2011年に発生した東日本大震災の惨状を目の当たりにしたドンさんが、復興への願いを込めて取り組む「再生アート」も展示されています。
下津井地区などに廃棄されていたドライバーや流木、トタンといった古道具やガレキを、アート作品として命を吹き込み生まれ変わらせています。
使われなくなったタコ壺の中には可愛らしい猫が…この他にも、ドンさんと野田さんのユーモアや復興への想いが感じられる作品が数多く並んでいます。
このアート作品展は下津井地区の活性化に取り組む「下津井シービレッジプロジェクト」が地元で活躍しているアーティストを多くの人に知ってもらおうと開いたものです。
作品展は今月31日まで開かれています。