総社市の洋画愛好家による作品展が総社市民ギャラリーで開催されています。
会場には総社市を中心に趣味で洋画を楽しむ総社洋画同好会のメンバー23人の作品40点が展示されています。
作品は油彩や水彩、アクリル絵の具のほか、中には木炭で描かれたものまで画材にこだわらず、メンバーが独学で自由に描いた作品が並びます。
総社洋画同好会では年に2回メンバーで集まって同じ風景を写生するイベントを行っていて、会場には昨年の秋吉備中央町の宇甘渓を訪れた際に描いた作品も2点展示されています。
同じ風景を描いても使う色の違いなどから作者のこだわりを感じることができます。
また、メンバーの一人樋口つぐみちさんは美星町の田園風景を夏と秋の2つに分けて描きました。
秋の田園風景では穂を実らせた稲を強調するために田んぼは色を統一し、背景の家屋は目立たない色にしました。
メンバーには展覧会や絵画教室を開催している人もいて、それぞれのこだわりが詰まった作品を楽しむことができます。
総社洋画同好会展は総社市民ギャラリーで今月25日まで開催されています。