人口20万人以上の都市「中核市」の市長が集いまちづくりなどについて考える中核市サミットが開かれました。
サミットには日本全国の44中核市から市長や副市長など関係者およそ300人が出席しました。
今年のサミットでは「災害から生き抜くためのまちづくり」「コロナに打ち勝つ観光文化のまちづくり」について議論を深めます。
中核市サミットの会長を務める愛知県豊田市の太田稔彦市長が「コロナ禍で中核市が保健所機能を持つ重要さが改めて感じられている。
また、気象変動により多発する災害の対応など互いに学び合いましょう」と話しました。
続いて開催市として伊東香織倉敷市長が挨拶を行いました。
第一部では地域防災について研究している東京大学大学院特任教授の片田敏孝さんの基調講演が行われました。
片田さんは「毎年のように大災害が起きていて現在、行政の対策強化だけでなんとかなるような話ではなくなっている。
これからは行政と住民地域一体となって災害に立ち向かうことが重要だ」と話しました。
このほか2会場に分散してのパネルディスカッションも行われ各市長が地域づくりについて考えを深めていました。