岡山県や倉敷児童相談所などは、里親制度や里親家庭の暮らしを広く知ってもらおうとパネル展を開きました。
会場入り口では県内で里子として育った女性が描いた作品が出迎えます。
パネル展では里子が大人になるまで一緒に暮らす「養育里親」や短期間で定期的に過ごす「一時里親」などの様々な制度や、里親を経験した人のインタビューなどが紹介されています。
里親になろうと思ったきっかけや一時里親として子どもと川遊びや料理を楽しんだことなど、里親家庭の暮らしを垣間見ることができます。
現在、岡山県内で里親に登録しているのはおよそ240組で、里親を必要とする子どもは90人あまりです。
一見足りているように見えますが里親のいる場所が限られているため、より多くの地域で里親になる人や理解のある人を増やすことが課題となっています。
このパネル展は、次回は岡山県庁の県民相談室で今月16日から27日まで開かれる予定です。